FPとは:FP6分野の概要

ライフプランニングと資金計画

より良いライフプランを

お客様から最もご相談の多い住宅ローン教育資金を含むFPの最も基本的で重要な分野です。他の5分野を統括する役割も持ち、FPの中心的分野と言えます。主な項目は以下の通りです。

【ファイナンシャル・プランニング全般】

・ライフデザインとライフプラン
パーソナルファイナンス(ライフイベント表、キャッシュフロー表、
個人バランスシート

・FPと関連法規、コンプライアンス


【人生の3大資金】
教育資金(中学受験や大学受験も含めると多くの学費が)
住宅資金(人生最大の買い物。ローンは無理のない額を)
老後資金(年金や今までの貯蓄がベースに)

【社会保険】
健康保険国民健康保険(高額療養費制度もあり大変優れたシステム)
・介護保険、労災保険、雇用保険

【公的年金】~リタイアメントプラン(老後資金)1
老齢基礎年金(すべての国民のベース。満額支給で年間78万円)
老齢厚生年金(会社員・公務員なら上乗せ。年金額は現役時代の収入と勤続期間に比例)
・障害年金、遺族年金(公的保険ならではのバックアップ)

【私的年金・企業年金】~リタイアメントプラン(老後資金)2
・企業年金(大企業を中心に会社独自の上乗せ年金がある場合あり)
iDeCo(個人型確定拠出年金:原則誰でも加入可)
・国民年金基金、付加年金(自営業者のための上乗せ制度)

リスクマネジメント(生命保険・損害保険)

生命保険の入り過ぎには注意しましょう。

リスクマネジメント(生命保険・損害保険)は、民間保険商品を扱う分野です。生命保険はあくまで公的社会保険を補完する位置づけです。一方、損害保険には公的保険はなく、自分で民間保険に加入しなければなりません。

【生命保険】

  1. 定期保険・・保障期間は限定だが割安。
  2. 終身保険・・保障は一生涯だが割高。
    ※富裕層が相続対策として加入する場合も。
  3. 養老保険・・死亡保険金と満期保険金が同額
  4. 個人年金・・生存時に支払い。iDeCoでも足りない場合にはじめて検討すれ良し。


【損害保険】

  1. 火災保険・・火災の他、落雷、破裂、風災、雹災、雪災などに適用
  2. 地震保険・・火災保険に付帯して加入。被災時の生活再建に貢献
  3. 自動車保険(自賠責保険)・・強制加入。最低限の対人賠償のみ
  4. 自動車保険(任意保険)・・対人賠償、対物賠償、車両保険など
  5. 傷害保険・・急激、偶然、外来の事故によるケガが対象
  6. 損害賠償保険・・日常生活における損害賠償リスクに備える【お勧め】

【第三分野の保険】
 医療保険等。必ずしも加入の必要性は高くない

※リスク分野まとめ
生命保険、医療保険は必要最低限にとどめましょう。万一のリスクヘッジのはずが、普段の家計を圧迫しては本末転倒です。

 

金融資産運用

投資のための知識を身につけましょう

金融資産運用は、金融商品全般に関する分野です。株式から債券、投資信託、外貨預金など幅広く扱います。その金融商品を組み合わせするにあたっての考え方(ポートフォリオ)や、金融に関連する法規やGDPなどの金融用語も含みます。

【金融商品】

  1. 株式・・配当(会社の利益の一部)や、売却益で恩恵を受けられるが、リスクも高い。
    PERやPBR、配当利回りは銘柄選別指標。NISA(非課税制度)の活用もお勧め。
  2. 債券・・国や企業が発行する借用証書。原則、元本保証でクーポン(利息)がもらえるが債務不履行リスクも。個人向け国債など。
  3. 投資信託・・運用会社が様々な金融商品に投資し、還元する仕組み。小口投資で分散投資できるが、手数料がかかる。運用管理手数料の安い商品や金融機関を探すのがポイント。つみたてNISAで行うこともお勧め。
  4. 外貨建て商品・・外貨建て預金、外国株式、外国債券など。円安のリスクヘッジに。

※金融まとめ
上記の金融商品はいずれも元本割れのリスクがあるものばかりです。株式経験のない方は、まずは少額からはじめ、失敗を通しながら学んでいきましょう。一度に多額の資金を投入しないことがポイントです。長期、分散、積立が投資の王道。。

タックスプランニング(税金)

正しい税金の知識を身につけましょう

税金についての分野で、所得税、住民税、法人税、消費税などです。なかでも所得税がメインで、サラリーマンであれば源泉徴収票、自営業であれば確定申告として関わります。その仕組みや還付の知識があると家計改善にも役立ちます。


【所得税】
個人の儲け(所得)に対してかかる税金

  1. サラリーマン・・給与所得、退職所得
  2. 自営業・・事業所得、雑所得、不動産所得

医療費控除住宅ローン控除を申請すれば、税金が還付される場合も。積極的に利用しましょう。

【住民税】
県や市町村など居住地の自治体に支払う税金。税率10%。
【消費税】
買い物時などにかかる原則10%の税金。事業者の場合は、設備投資などした場合、還付を受けられる場合がある。

正しい税金の知識を身につけて、節税につなげられれば家計改善にも寄与します。

不動産運用設計

マイホーム購入に役立つ知識です

不動産とは、土地や建物のことを言いますが、この分野ではそれらを様々な角度から切り込んでいきます。取引、法令、税金、投資有効活用などです。マイホーム建築を考えられている方にも役に立つ知識が盛りだくさんです。

【不動産基礎・取引】
・土地の価格(公示価格)と登記簿の見方
宅建業法と売買契約
・借地借家法/区分所有法

【法令】
都市計画法
建築基準法など

【税金】
・不動産取得税、登録免許税(マイホーム購入時)
固定資産税、都市計画税(マイホーム所有時)
・譲渡所得税(マイホーム売却時)

【投資有効活用】
・投資収益率
・土地の有効活用

相続・事業承継

人生におけるターニングポイントにも

相続は人に生き死に関わる人生の重要なターニングポイントです。一生に2度位しかないこの重要な局面を乗り切るためにも、正しい知識と心構えが欠かせません。本分野では、民法の規定から、相続税、贈与税まで幅広く扱います。

【相続民法】
相続人と法定相続分
遺産分割協議
・遺言と遺留分

【相続税】
課税価格の計算(トータルの遺産額)
相続税の総額の計算
・相続人各人の送付税額

【贈与税】
・暦年課税と相続時精算課税
・各種特例:住宅取得資金、教育資金、結婚子育て資金

【財産評価】
・不動産(宅地、家屋)の評価
・株式の評価(上場株、自社株)

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